【安価】世莉架「安価でタクを楽しませちゃうよ」【CHAOS;CHILD】
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345:名無しNIPPER
2017/08/29(火) 15:39:52.33 ID:2suJJMH00
拓留「ギガロマニアックスについていろいろ調べていて……、橋田さんに仕事を依頼して一緒に機密書類を見ていたときだ」

拓留「実験レポートと称された書類には同じ署名があった」

拓留「それが、――それが和久井修一だったんだ」

久野里「……そうか、アイツがか」

拓留「碧朋学園の生徒を使ったギガロマニアックスの覚醒実験――それを担当していたのは和久井だ!」

拓留「そうだ、確か最近のレポートにはこんなことも……!」

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『第11回レポート。すでに三年生は五分の一が覚醒を終えている。彼らには特別な進学先として

ヴィクトルコンドリア大学のファウンデーションコースを設けた。これで、向こうには留学という形で

サンプルを送ることが出来る。そして、現時点でまだ覚醒していない生徒の中に面白い被験者を見つけた。

第9回レポートにおいて私が報告したとおり、ギガロマニアックスには各々ことなる波動のパターンを

持っており、それが一致することはないと、独自の調査で結論付けた。今では委員会の認証待ちであるが。

さて、件の面白い被験者だが、ありえないことに、各々で異なるはずの波動パターンが一致する二者を発見した。

私の打ち出した仮説では、このようなことは、一方が他方をリアルブートした場合でないと起こりえないといえる。

ギガロマニアックスがギガロマニアックスをリアルブートしたとなれば、これ以上のサンプルはない。この二人が卒業

するまでにはアクションを起こさねばならないだろう』
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拓留「和久井はアクションを起こすと言及していたんです! まさか、一連の流れすべては――」

拓留「――僕たちは手のひらで踊らされていたのか……?」

久野里「ちっ。だとしたら不愉快極まりない話だな」


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