388: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/04/05(日) 15:51:42.52 ID:3Yjki+0Uo
作詞「体調を壊しがちでよく休むロリ先輩を今後一切練習に含めない事」
幼馴染「何それ?どうせ卒業でしょ?」
副部長「過激だねー、もう引退だよね?」
副会長「理解が追いつきません。副部長の言う通りでは?」
作詞「いや、彼女は来年も居るよ?どうせ留年だからね」
「おいおい、やめろっての。こっちから話す」
作詞「続けますね」
作詞「今後活動するメンバーはメインだけでやりたい」
作詞「私、部長、幼馴染、幽霊部員、副会長……あとは作曲担当、よろしくね?」
作詞「幼馴染と幽霊部員は出来るだけ出てね?」
作曲「……」
部長「おい、黙って聞いてれば好き放題……何考えてんだお前?」
作詞「何って現実さ、こうした方が良いに決まっている。時間は残されていないのに“今までのように”無駄な時間を過ごすつもりかい?」
部長「……てめぇ!」
部長「副部長はどうする!?たった一人で……」
作詞「皆を手伝えば良いじゃないか?それとも私よりも上手くなれるのかい?」
作詞「たったの一年で」
部長「分かんねぇだろ……そんなの」
作詞「分かるさ」
副部長「あはは〜」
作曲「……」ナデナデ
副部長「ありがとう作曲ちゃん……分かってるけど悔しいね」
部長「ダメだ、全部許せねぇよ」
作詞「ロリについても許せないのかい?」
部長「当たり前だ、あいつが居てこその“自由天文部”だろ」
作詞「そのロリのためなのにどうして?」
部長「俺達にはあいつが必要だし、あいつ抜きには何も進まねぇ。お前がロリに誘われなきゃ今こうして話してなかった」
部長「せめてロリを居させてやれ」
作詞「呆れたよ……また倒れ――」
「やめろ!」
作詞「……」
部長「……」
「私達、卒業していった人達もお前と同意見だよ」
作詞(先輩達全員が部長を見ている)
「お前が部長をやれ、作詞は部長を支えてやれ。じゃっ帰るね」
部長「……」
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