会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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376: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/03/29(日) 14:53:44.31 ID:oXxO2vWzO

男「姉は俺よりもいい歌手だ、現段階ではとても……」

会長「え?そうなのか?」

なんだ?この人はまたとぼけているのか?
怪訝そうな顔で俺を見ないでくれ、腹が経つ。

部長「自己評価低いのな」

幼馴染「あ〜……通り一人勝手に諦めていると思った」

幽霊部員「男君のお姉ちゃんが居るバンドはバンドとして優れているだけで、男君個人は――」

ワアァァァァ

幽霊部員「あっ、いい曲っすね」

部長「すげぇ……」

新しい演奏が始まる。
客が盛り上がっている中で喧嘩をしているのは俺達だけだった。
皮肉にも盛り上がりは最高潮に達しようとしていた、ロック・スターの本命バンドだ。

「今日はありがとう!」

「ロック・スターでも頑張るよ!」

ワアァァァァ

「今日は学生もいい演奏してたしさ、せっかくの機会だ!」

幽霊部員「こほん……話を戻すとして」

「各パートで今日一優れてた奴で即興のバンドを組もうぜ!」

ワァァァ!!!!

幽霊部員「――男君個人はお姉ちゃんよりも」

「ギターは俺で、キーボードは〇〇さんで、ベースはお前だな……で、ドラムはメガネ君かな?恥ずかしがってないで早く来いよ!」

「ボーカルはもちろん」






幽霊部員「――ボーカルとして上っす」


「そこの可愛い女の子にやってもらおう」ビシッ





会場がどよめきと共に騒ぎ出す。



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