322: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2019/11/05(火) 03:34:50.59 ID:8f8i8MaCo
副会長「と言うのも、男君と会わなければ諦めていた夢でした」
副会長「最初は男君の家にある機材を使わせていただくだけのつもりでした」
確かに必要な物は一通り揃っているからなぁ。
副会長「しかし、考えが変わりました」
さっきの出来事だな。
副会長「全面的なバックアップを得たい、と」
男「でしょうね……けど」
男「この部活は?どうでも良いんですか?」
1番知りたいのはそこだった、それ次第でどういう人間か分かる。
副会長「私が子供の頃に流行ってたアニメが音楽物で、特にドラムがカッコよくて」
副会長「あっ、私はオタクですよ」
男「話を途中で変えない」
副会長「その影響でドラムを始めましたけど、続けて行く内に本当に好きだった物が何かと自問自答をしていました」
副会長「ああ、キャラが好きなんだ。キャラクターを声だけで表現するなんて憧れるなと」
副会長「そして声優になりたいと漠然と考えながら、日々が過ぎて気がつけば男君と出会いました」
副会長「居てもたったも居られなくなった私は……どちらかに専念する必要なあるとも……考えています。だから」
男「……分かりました」
男「今すぐに自由天文部をやめて声優に専念するか、ロックスターが終わった後に声優に専念するか……ですね。弱みを握られた以上は強力はしますよ。けど、副会長はこの部に必要です」
明らかに未練があった、夢を追いかけるのは自由だがこの人が抜けたら困るのも事実。
副会長「分かりました、ロックスターが終わった後に取り組みましょう。その方が踏ん切りがつきます」
もしかしたらこの人は俺にそう言ってもらいたかっただけなのかも知れない、心の整理がつくような言葉をだ。
男「本当に声優を目指しているんですか?」
副会長「ええ、勿論」
男「嘘でしょ、普通ならすぐに専念する」
副会長「……」
副会長「どうせ廃部になるこの部活に未練はありません。けど、見届けないとバツが悪いので」
男「廃部か……」
今は廃部になっても良いと考えている。
どうでも良いんだ、会長に勝つ事さえ出来たら。
副会長が本当に考えている事は分からないが、全力で練習に打ち込んでくれると助かるよ。
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