会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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212: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2018/06/04(月) 21:41:29.03 ID:+w0TtT1YO
幼馴染「……」

幼馴染「なによ、アンタ……そこまでアイドルに興味があるの?」

男「あっ……いや、その……」

幼馴染は怪訝な表情で俺を見据える。
なんと説明をすれば良いのやら、幼馴染はやはり面倒だ。
疑い、興味、洞察をこの部活の中ではしっかりと持っている部類の人間。

副部長「男君はソニアちゃんが大好きだからね!」

副部長「入部したばかりの頃もソニアちゃんに関するすごーい考察を聞かせてくれたもん!」

副部長ナイスです!やっぱり持つべきはファンですね!
考え方がどうかしているけれど。

幼馴染「えっ?そうなの?てっきり興味が無いとばかり思ってたわ」

男「まぁ、存在がミステリアスだからな……正体不明のアイドル」

男「テレビにも良く出ていたし」

会長「しかし、正体は不明のままだった」

男「気になっちゃうだろ、そんな煽り見たら」

幼馴染「……私だってソニアの正体は気になるわ」

毎日のように約束を取り付けようとするぐらいだからな。
返事をするこっちの身にもなって欲しい。

男「……」

副部長「わたしも……だね」

そもそも、会長、俺、幼馴染の正体が明らかにならない事が奇跡だろう。

3人共顔が割れないような売り方をしているのも共通している。

会長は別としても、だ。
そもそもあの人だけ無名な癖に才能だけは人並み外れているのが気に食わない。

会長がアイドルとして成功しなかったのは巡り合わせ次第ではあると分かっている。

おっと、嫉妬になってしまったな。
早く俺が活きる道を切り開かなければ。



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