会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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193: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2018/04/21(土) 10:18:50.33 ID:rGIivKQtO
友は何ともやるせない表情、捨てられた子犬を見るかのような目で俺を見る。

友「凄く仲が良くないのは分かったけどさ、そんな両親と一緒の家に居辛いとかは無いの?」

男「両親は家に居ないからさ」

友「え?」

ん?急に雰囲気変わったな。

友「じゃ、じゃあ普段は……どうして?」

男「普通におじいちゃんとおばあちゃんが居るよ」

友「はぁ……今日泊まっていい?」

男「自然な流れで泊まろうとすんな」

何が目的なんだか。

友「じゃあさ……あのさ……」ドキドキドキ

友の表情、素振り、雰囲気が急に女性らしく、今までの友を知っている俺からしたら違和感しかない。

友「好きな人とか……居るの?」

友は前髪に人差し指を絡め、すじりもじりと身体を動かしている。そこまで恥ずかしがるような質問なのか……

まぁ答えてやろう。

男「居るよ」

友「誰誰誰!!??」

友は鬼気迫る表情で俺の両手を突然掴んでから引き寄せる。
密接した状態、少し前に顔を出せば唇と唇が触れてしまうだろう。

男「ソニア時代のマネージャー」

ここまで言わされてしまったか、うん。
親友だからと言っても、限度があるのではないか?


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