会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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171: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2018/02/10(土) 18:49:01.50 ID:cZ95xm5hO
副部長「どうして、自分だけのせいにするの!?」

副部長「皆だよ!皆!!副会長は何でもかんでも激しく叩くし、ロリちゃんは私達を置いて新しく作ったバンドに夢中、幽霊部員なんか部活にすら顔を出さない、部長は率先して練習をしない、私は……は……私は凄く下手っぴだ…………から」グスンッ

昔は何をやっても人並み以上にこなす事が出来た。

副部長「まだ……諦めちゃ駄目だよ!」ポロポロ

歌だってその例外ではない。

副部長「学校にだって掛け合って……」グスッ

副会長「作詞先輩が何回も掛け合いましたよ」

そんな俺が惹かれたのはチェロという楽器。

幽霊部員「副部長ちゃん……」

親に何度も無理を言ってやらせてもらった。

副部長「嫌だよ……新しく部員が入ったのに……」ポロポロ

そんな俺は周りよりも上達が早く、何度もコンクールに出て、気付けば……周りに追い越されていた。

才能?感覚?クソ食らえよ。

副部長「男君と不良ちゃんが可哀想だよ……」グスッ

俺には才能が無いとでも言うのか?器用貧乏?

俺に才能があったら自由天文部になんか……

「お疲れ様!!打ち上げにでも行くかにょ?」

部長「!」

副部長「ロリ……ちゃん」

副会長「……」

幽霊部員「いたたまれないっすよ……」ボソッ

部長「あ……あ……っ……あぁ……」ガクッ

自由天文部になんか……

ロリ「ごめんね……私のわがままで辛い思いをさせて」

部長「ロリ……先輩……ごめんなさい……!俺!!自由天文部を……自由天文部を……!」

ロリ「土下座しないで……私が悪いのに……ほら、涙拭いて」ナデナデ


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