167: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2018/02/04(日) 17:09:38.73 ID:5sL8hWADO
その3 プロ目線 文化祭の帰り道にて
会長「男」
男「なんですか」
会長「男」
男「なんですか」
会長「呼んでみただけだ」
なんだこいつ。
会長「ソニア」
男「……嫌がらせですか?」
周りに人が居ないとは言え、この人は何を言っているんだ。
会長「文化祭、私達は綺羅星ソニアから見てどうだった」
男「あぁ……へぇ、うん」
男「意外とせっかちですね」
会長「……っ」
俺の意見か、うーん。
幼馴染と同意見になるのかな、あいつとは見ている視点が違うのか。
正真正銘、ソロとしてアイドル業界の1位を取った俺から言わせてもらえば……
男「んー……ごほんっ」
どうだ、こんな声だったか?
なんて忘れる筈がない。
ソニア「そうだね〜☆」
ソニアとして答えて差し上げよう。
ソニア「お遊戯会……かな?」
会長「ははっ……そう、だとは分かってた……けど」
会長「まだまだ先は遠いな」
ソニア「でもね」
会長「っ!」
ソニア「あと少しでお遊戯よりも上、バンドになれるよ」
会長「ソニア……」
男「俺も含めて」
男「それに………………」
男「いや、何でもないです」
会長「言うならハッキリとして欲しいが、嫌なら仕方ない」
会長「ありがとう、気になってたんだ」
男「しょっちゅうソニアを呼ばれたら困りますけどね」アハハ
会長「また呼ばせてくれ」ドヤッ
男「やめてくださいよ」ウゲェ
本音を言うと。
男「まぁ……会長以外の話ですけど」ボソッ
嫉妬でおかしくなってしまいそうだ。
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