ハルヒ「みて、キョン!ここ家賃が1万円だって!!」キョン「……!」
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55:名無しNIPPER[saga]
2017/02/17(金) 22:24:00.26 ID:I+P4v8QJo
朝比奈「こわい……こわいですぅ……こわい……」

ハルヒ「みくるちゃん、落ち着いて。まだ5人は全員無事でしょ」

キョン(錯乱状態の朝比奈さんにしがみ付かれているからか、ハルヒの奴は落ち着きを取り戻しつつあるようにも思えた)

古泉「携帯電話も通じませんね」

キョン「なんだと?」

キョン(すぐさま、ポケットから携帯電話を取り出し、液晶画面の上部を見る。電波状況は圏外。山奥や田舎ならいざ知らず、周囲にでかいマンションが何棟も並ぶ駅から15分の場所で圏外はないだろう)

古泉「ここは陸の孤島であり、完全なる密室。こういった閉塞された空間に長時間閉じ込められると、どうなるか知っていますか」

キョン「ここでそんなことを聞けるなら、お前には関係なさそうなことが答えなんだろうな」

古泉「あまり買いかぶらないでください。これでも動揺していますし、こういったことで気を紛らわせないと今にも発狂してしまうかもしれません」

キョン「それは悪かったな。俺も余裕がないみたいだ」

古泉「この状況下で平然としていられるのは、御一人だけでしょう」

キョン(古泉とほぼ同時に長門を見た)

長門「……」

キョン(いつもピンチのときに助け舟を出してくれる長門はまだ何も語らず、トイレの方向を凝視している。先ほど勝手に水が流れたのが気になるのか)

長門「……何故」


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