ハルヒ「みて、キョン!ここ家賃が1万円だって!!」キョン「……!」
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2:名無しNIPPER[saga]
2017/02/16(木) 19:34:07.27 ID:+enzTC0Eo
古泉「不思議、ですか?」

キョン(古泉の顔が引きつっている。無理もない。ハルヒが見つけたという不思議は、物理法則を軽く無視してくれるからな)

ハルヒ「そうなのよ!! で、ちょっと遅刻しちゃったの。ごめんね。あと、おはよー!!」

キョン(いかん。今までに見たことのないぐらい上機嫌だ。閉鎖空間は完全に出現しないだろうな)

古泉「それはそれで困ったものです」

キョン「仕事が減ってよかっただろ」

古泉「慣れている仕事のほうがまだ楽という場合もありますが」

朝比奈「あの、えっとぉ、す、涼宮さん……ど、どんなふしぎをみつけてきちゃったんですかぁ……」

キョン(その言い回しだと「なに余計なことしているんだ」という風にしか聞こえません、朝比奈さん)

ハルヒ「ふっふーん。今日はクジなんかしなくてもいいわ。みんな、あたしについてきて」

キョン(ハルヒは鼻息を荒くさせ、歩いていく。朝比奈さんの言葉の裏には気づいていないようだ)

キョン「どこに行くつもりだ」

ハルヒ「いいから、ついてくる」

キョン「やれやれ……」

キョン(しかしまぁ、背中にも表情というのはあるんだな。あいつの背中はとても楽しそうである)


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