俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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911:1[sage]
2022/10/10(月) 08:33:29.17 ID:4j2wPxKL0

材木座「されば八幡よ、これを機に我の秘密の一端を垣間見せるがゆえ、慄(おのの)いて平伏すがよい。実はこの伊達メガネ、伊達ではないのだ」

言いながら、メガネのブリッジを中指でくいと持ち上げて見せる。

八幡「な、何ぃ。伊達メガネなのに伊達ではない …… だと…… ?」

っていうか、それ伊達メガネだったのかよ。マジな話ならそっちのほうがよっぽどびっくりだぜ。

材木座「左様。この眼鏡型デバイスは我が千里魔眼を封じるための拘束具 ……… という設定なのだ」

八幡「 ……… 自分で設定とか言っちまうのかよ。つか、どうでもいいけど、それ今度は何のパクリ?」

材木座「無礼者! パクリなぞではない! あくまでもインスパイアを受けた作品に対する愛のあるリスペクトである!」

八幡「わかったわかった。でも、ちゃんと許諾とってあるのか? 裁判沙汰になると色々と面倒らしいぞ?」

材木座は俺のツッコミを無視し、芝居がかった仕草ですちゃりと眼鏡を外すと、小さいが意外に鋭い目で素早く四方を見回した。

――― そして、

材木座「ふっ、なるほど。我の思った通りである ……… 」

眉間に縦皺を作り、両腕を組んだまま、ぼそり、と、いかにも意味ありげなセリフをつぶやいた。

八幡「って、まさかとは思うが、お前、もしかして ……… 」

材木座「うむ、……………… やはり眼鏡がないと何も見えん」


八幡「 ……… お前が量産された暁には連邦などそれこそあっという間だな」




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