俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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2020/05/03(日) 21:00:50.33 ID:NOnZ36gu0
♪♪♪♪♪♪♪♪ ♪♪♪♪♪♪♪♪
と、その時、不意にどこからかケータイの着信音が流れて来た。
今更言うまでもなく俺のスマホは常時マナーモードだし、雪ノ下の着信音はパンダのパンさんだ。そして反応を見る限りでは、葉山でも陽乃さんでもないようだった。
雪ノ下母「 ―――――― 失礼。こんな時にごめんなさい」
ははのんが幾分決まり悪げに軽く断りを入れ、おもむろに取り出したスマホを片手に席を立つ。
戸惑いがちに画面に向けて走らせた目が、驚きに少しく見開かれるのが見えた。
そして、躊躇うことなくその場ですぐに通話ボタンに指を伸ばす。
雪ノ下母「 ―――――― もしもし? ご無沙汰ね。この間は急な事でゆっくりとお話もできなくてごめんなさい」
よほど親しい間柄なのだろう、およそ先ほどまでの冷たくよそよそしい態度と打って変わり、口元には笑みが広がり、話し方も随分と砕けた調子に変わる。
そのまま、ふた言み言、いかにも親し気に挨拶を交わしていたかと思うと、
雪ノ下母「 ―――――― 丁度良かったわ。ちょっとあなたに訊いておきたいことがあったの」
チラリと意味ありげな視線を送って寄越し、あたかも意図的にこちらに聴かせるかのように、声のトーンが少しだけ高くなった。
雪ノ下母「 ―――――― あなたのクラス、確か2年F組だったわよね?」
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