俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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[sage]
2017/02/21(火) 00:41:12.72 ID:3th41DbN0
平塚「ま、まあ、それはどうでもいい。それよりも今後の奉仕部の体制について、キミとよく話し合っておいた方がいいと思ってな」
八幡「 …… 体制、ですか?」
奉仕部の方針を決めるということであれば俺だけではなく由比ヶ浜も交えて話をすべきだろう。
平塚「雪ノ下は自分の後任として、キミを部長にと強く推薦している。意味は言わずとも …… わかるな?」
恐らく、雪ノ下は自分が去った後も奉仕部の存続を願っている、ということなのだろう。
いかにも責任感の強い彼女らしいが、もしかしたらそこには自分の過ごした場所に対する愛着というか、感傷のようなものが含まれているのかも知れない。
もしそうだとすれば、俺がそれを受け入れることによって雪ノ下の残す憂慮がひとつ消えることとなる。そしてそれは彼女の新たな門出に対する手向けとなることだろう。
―――――― だが、
冗談ではない。そんなのは真っ平ゴメンである。
今まで俺たちがしてきた奉仕部の活動を、雪ノ下と共に過ごしてきた時間を、どのような理由であれこのまま過去の出来事として記憶の片隅に追いやることなどできる訳がない。
誰しもが当然のように雪ノ下のいない未来を仮定する。そのこと自体が無性に腹立たしかった。
しかし、それ以上に赦せないのは、何もせずに指を咥えて見ていることしかできない自分自身だ。
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