【ハンター×ハンター】逆風のヨークシンオークション その2【安価】
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◆1WEjI0bkj6
[saga]
2017/03/06(月) 23:13:41.12 ID:6i7vyz++0
ビルの西側にある階段の前にはサダソが控えている。
勝てない、そう判断したヴォルトは、メンバーと共に東側の階段へと向かっていた。
距離は八十メートル程しか離れていないが、家具のフロアということもあり、大きな荷物を持ち移動する人が多いので
それが妨げとなり、スピードは出せない。
心臓の鼓動は、自分でも感じることができるほど激しくなっていたが、遅々とした移動しか出来ないことに誰もが焦っていた。
「ん? ちょっと今・・・、そうか! 今、最初に登録した追手の一人の視界から、残りの念能力者の居場所が分かりました。
二階に、二人一緒にいるみたいですね」
二階?
追手が上と下から挟み撃ちにしてくるという予想が合っていればサダソは上の階から来た可能性が高い、かな。
今なら上の階が手薄に・・・、って何を考えているの私は。
このビルの、上の階に移動したところで出口から遠ざかるだけだ。
とりあえず、今は少しでも情報が欲しい。 混雑しているフロアを可能な限り早く移動しながらヴォルトはブロンズに尋ねる。
「その念能力者たちって詳しいことはわかる?」
「恰好は普通ですね。 二十代前半って感じの若い女の二人組です。 多分、接し方からして普段から組んで仕事をしているんじゃないかな。
なんか話しています、読唇術で読んでみますね・・・、『ターゲットは四階にいるの? やっぱりね、あのアナウンスは、胡散臭いと思っていたんだ』
『仲間がいたんですね。 あんなコソ泥に命を危険にさらしてまで助けてくれる人間がいるとは・・・。 とはいえ、あの念の基本も出来ていない
雑魚から逃げ出したんでしょう? 大したことはないんじゃないかしら?』
『まあね・・・、あんな役立たずをありがたがっているようじゃ金刃会も程度が知れる。 ああ、ごめんごめん、あんたらの前でいうことじゃなかった。
とりあえず、頂いた金の分の仕事はするよ。 行くよ、蛞蝓(ナメクジ)』
『その呼び名はもうやめてほしいんですけど』」
蛞蝓? なんかそんな感じの名前は聞いたことが・・・。
【追加情報】コンマ判定を行います。
『依存ステータス』
幸運 4
『補正項目』
なし
目標値 4
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