【ハンター×ハンター】逆風のヨークシンオークション その2【安価】
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29: ◆1WEjI0bkj6[saga]
2017/02/10(金) 20:45:04.37 ID:mVbtZJWG0
次の瞬間、ヴォルトは草原の上に立っていた。

上空には、雲一つない青空が広がっているが、太陽はどこにもない。

念能力で作られた空間だからだろう。

周りを見ると、ヴェーゼとバショウ。そしてジンジャーにぺぺも、全員いた。

「よし、全員入れたようだな。 ここの広さは、五十×五十メートル。
 四人で戦うなら十分な広さだろ」

そう言われると、ここは一見どこまでも続く草原のようだが、ヴォルト達を四方から囲む半透明の壁のようなものがある。

「早速始めるのか?」

「いや。 まずは、ウォーミングアップの時間を十分程取ろうか。 僕は前にもここに来たことがあるけど、彼らは初めてだからね。
 このフィールドの感触を確かめたり、連携の相談でもするといい」

ジンジャーは、フィールドの角の方へ歩いていくと、軽くシャドウボクシングを始めた。

ジンジャーの言葉に従い、ヴォルト達も反対の角へ向かう。

「にしても、作戦・・・か。 オレは具現化系だから肉弾戦は得意じゃねえんだよなぁ。 まあ、そこらの腕自慢程度には余裕で勝てるが
 アイツには通じそうもねえ」

「私も似たようなものよ。 いえ、肉体能力で劣る分、バショウよりも弱いと思う」

「そっかぁ。 まあ、出来れば正面戦闘は避けたいよね。 なにか、いい方法は無いかな」

ヴォルトはどうする?


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