【ハンター×ハンター】逆風のヨークシンオークション その2【安価】
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142: ◆1WEjI0bkj6[saga]
2017/02/13(月) 22:49:37.25 ID:eYvIdl+j0
爆発により怯み、とっさに防御出来なかったジンジャーにヴォルトの拳はまともに突き刺さった。

ジンジャーの弱体化と、ヴォルトの強化。 それに、バショウの援護が加わった
頭部への、渾身の一撃は、大きく脳を揺らし、ジンジャーの意識を刈り取る。

数分だが、当事者たちには数時間に感じられる程の熱戦を勝ち抜いたのは、ヴォルト達、護衛団だった。

ジンジャーの体が、白い光に包まれ消えた。

ヴォルトとバショウの体も、徐々に白い光が覆っていく。

「いや、スッゲーよあんたら。 三対一とは言え、ジンジャーを倒しちまうなんて!
 その強さなら、ジンジャーもあんたらと組むメリットを認めざるを得ないと思うぜ」

「ありがとよ、ぺぺ。 ところでヴォルト、かなりいい一撃が入ったみたいだが、まさか死んじまったなんてことは無いよな?」

「あはは。 流石にそれは本末転倒もいい所よ。 でも、ここだけの話、予想以上のクリーンヒットだったから少し焦ったんだけどね。
 でも、ジンジャーの防御の能力が発動して、いい感じに威力を弱めてくれたの」

「へへ、結構危なかったんじゃねえか」

やがて、ヴォルトとバショウは全身を光に包まれ、元の世界へと帰還した。


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