【ハンター×ハンター】逆風のヨークシンオークション その2【安価】
1- 20
117: ◆1WEjI0bkj6[saga]
2017/02/13(月) 21:34:04.36 ID:eYvIdl+j0
ジンジャーの全力の加速に、ヴォルトは、針を手にして踏み込む。

一瞬の交錯の後、ヴォルトの体は吹き飛び、芝生の上を転がった。

「ヴォルト!」

バショウが叫ぶが、ヴォルトは地面に手をつき素早く起き上がった。

その顔には会心の笑みが浮かんでいる。

「君、一体何をした? 僕のオーラを、減らした、のか?」

「ふふ、さーねぇい。 でも、これで形成逆転かな。 そんな状態で無理に高速移動をしても、オーラを無駄遣いするだけだよ」

「・・・ま、その通りかもね。 僕のこの能力【流星少年(ロケットマン)】に完璧にカウンターを合わせたのは、君が初めてだよ。
 今の僕のオーラは、放出で消費した分と、君に減らされた分を考慮すると半分くらいかな」

「なに? わざわざ、自分に不利な情報を教えてくれるなんて。 リアルすぎてブラフでもなさそうだし、もしかして観念したの?」

「まさか、勝負は最後まで分からないよ。 君は、筋力は大したことない癖に、ちょこまかとすばしっこいから、ムカつくし、絶対負けてあげない。
 まあ、この情報は僕の予想を上回ったご褒美さ」

仲間の連携と、ヴォルトの決断、そして幸運により、ついにヴォルト達はジンジャーを追い詰めた。

だが、ジンジャーの筋力はヴォルトよりも数段上。

高速移動を失っても、ダメージを軽減する念能力は生きてるだろうし、未だ油断は出来ない。

ここは、一気に勝負の流れを引き寄せたいところだけど・・・。

ヴォルトはどうする?


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
446Res/154.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice