【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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689: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/05/22(月) 19:35:32.90 ID:lTriDmGZ0

春「え?」

惣治郎「コーヒーブレイクの時間ってことさ、皆さんもどうぞ」

(惣治郎と自分でコーヒーを淹れる)

(春のは最後に淹れることにした)

(全員の好みを身体の感覚で覚えていることに今気付いた……)

春「…………」

 コトッ

真「春。飲もう?」

春「…………」

春「いいの、かな……?」

モルガナ「冷めたコーヒーはまずいぜ。飲んじまいな」

春「…………」

(一口、舐めるように少しだけコーヒーを口に含んだ……)

春「……美味しい」

春「美味しい、ね」

春「本当に、言葉が、で、ない、くらい、……美味しい……っ!」

春「……これ、また、飲みたい、飲みたいから」

春「お願いだから、勝手に、いなく……ならないで……!!」


全員「――――」


春「ひっ、う、う、ううう……!」

春「み、みんな、ごめん、ごめんね……!」

春「いっぱい酷いことして、ごめん……!!」

杏「…………」

杏「春、あのね」

杏「春の様子がおかしいこと、こうなる前から私は気付いてた」

杏「その時に春に声をかけてたら、春はこんなことをしなかったかもしれない」

杏「いつもそう。私はいつも、何かをしたつもりになってる」

春「……?」

杏「……ごめん」

杏「春に声をかけられなくて、ごめん」

杏「その勇気がなくて、ごめん」

杏「皆さん、その……」

(みんなもう大丈夫、と言いたげにコーヒーを自由に飲んでいる)

杏「……もういいよ、春」

杏「もう、いいよ」

(ルブランの空気がホッとしたように緩んだ……)


 +全員★2つ(春★3つ)




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