【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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452: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/02/26(日) 20:52:01.00 ID:BQ2CPdzl0

《屋上》


(ジャージ姿の春が菜園の手入れをしている……)

春「来ていただいて、ありがとうございます」

川上「3年は午前で終わりだったっけ」

春「はい。殆どの子は学校にも来なくなりました」

川上「ま、今の時期だと、あとは卒業式ぐらいだよね」

川上「それ、全部奥村さんが作ったの?」

春「一応。ブロックとかは並べるの手伝ってもらいましたけど」

川上「勿体ないね。奥村さんがいなくなったらここどうするの?」

春「後輩への引き継ぎはできています。担任の先生にも随分わがまま言いました」

川上「そうなんだ。確かにこれだけ基礎ができてるのに崩すのは勿体ないよね。今は何作ってるの?」

春「イチゴですね」

川上「え、イチゴってビニールハウスじゃないとできないんじゃないの?」



杏(……普通の会話だね)

モルガナ(それが逆に不穏だけどな)



春「食べてみます? まだちょっと早いですけど、この子なら多分大丈夫かな」

川上「いいの?」

(水道で軽く洗ったのを渡され、川上は一つイチゴを食べた)

川上「ん、すっぱい。でもちゃんとイチゴだね」

春「やっぱり難しいですね、家庭菜園レベルで甘くするのって」

川上「すっぱいのならジャムにすると美味しいよ。果実から甘いやつでジャム作ると美味しくないの」

春「そうなんですか?」

春「先生は家庭科の先生と時々間違えそうです」

川上「いや本業は国語だから。現代文と古文だから」

川上「ま、もうじきそれも無理になるのか」

春「…………」




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