【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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301: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/02/15(水) 21:04:09.67 ID:XWfFmDUG0

春「……そうだね」

春「私が私の本質に気付くまで、きっとできなかった」

春「もし出会わなければ一生無理だったかもしれない」

春「元々、恋愛なんて諦めてた」

春「会社の為の政略結婚、一度は受け入れてたから」

春「だから初めてが君で嬉しいのは、本当だよ」

春「勿論、もっと理想のシチュエーションとか、考えたことがないわけじゃないけど……」

春「理想を求めすぎて、失敗したら意味がないから」

春「……まだ訊きたいことがありそうだね。座らない?」

(ベンチに座って話を聞くことにした)

春「もう説明する必要もないと思うんだけど」

春「今日のデートは杏ちゃんの心を折る為だったんだ」

春「もし誘いに乗らなかったらね。別のやり方を試してみたと思うけど」

春「時間はずらして杏ちゃんを誘っておいたの」

春「杏ちゃんの容姿って目立つからね。カーブミラーもあるし、タイミングを計るのは難しくなかった」

春「……さすがにドキドキしてる。今もまだ」

春「それが君とキスできた嬉しさなのか、杏ちゃんに対する罪悪感なのか」

春「或いは杏ちゃんに言ったような、暗い感情からの優越感や悦びなのか……」

春「本当を言うと、自分でもわかってないの」

春「どういう感情だったとしても、関係ないんだけどね」





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