205: ◆637SXWkvW2[saga]
2017/03/05(日) 10:11:03.63 ID:6mtsbr/10
真島「俺の使命…それは、多分こうやって桐生チャンにあうことやろな」
桐生「会う事?」
真島「桐生チャン、目の色が変わったで。さっきよりも光っとるわ」
桐生「……」
真島「元の世界じゃ死亡扱い、家族と永遠の別れ、慣れない異世界での生活、その後も続く困難…どんな屈強な男でもホームシックになるわ」
真島「だから辛い時は会いに来たる。おどれとの接触はランダムやから次はいつになるか分からんがな」
桐生「兄さん…」
桐生と共に夜景を眺めていた真島は、そっと後ろをふり向き歩み始める
真島「相談に乗ったろうか思うたけど、目に光が戻ったおどれなら、俺が口出しする必要もあらへん」
桐生「……」
桐生は振り返らず夜景を見ながら今後の事を思索する
桐生「ありがとう、兄さん」
真島「俺は仕事に戻るわ。いつまでも気絶してられへん」
真島「ほな、またな」
桐生「ああ、俺も目覚めるとする」
桐生「やるべき事を成し遂げてくる」
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