114: ◆637SXWkvW2[saga]
2017/02/11(土) 06:55:35.59 ID:RZ3H8hdh0
桐生「そうか。徽章をもっているからそれなりに偉い立場だというのは想像していたが」
エミリア「ごめんね。もっと早く説明すれば良かったかな」
エミリアは手のひらに乗せた徽章を見せる
試金石が王の資格を現すように赤く光っている
桐生「不思議な石だな。今度は取られるなよ」
エミリア「うん。カズマには私にとって恩人、何でも言って」
ロズワール「褒美は想いのまま!さぁ〜なんでも望みを言いたまぁ〜えぇ!」
桐生「さっきも言ったはずだ。おれは今夜中に出て行く」
ロズワール「あ、あれぇ〜??」
エミリア「カズマ…!」
桐生「大体、いまは王を決める跡目争いの真っ最中なんだろ?」
桐生「そこに俺のような男が偶然にも近づく…俺のこと疑っているよな?」
ロズワール「……」
レム「……」
桐生「俺はな、これまで跡目争いに散々巻き込まれてきた。その度にウンザリした…裏切りも散々見てきた」
桐生「素性が良く分からない以上、俺を警戒するのは当然だ」
レム「……」
桐生「言っておくが俺も自分が置かれている状況が良く分かっていない」
桐生「俺は日本にいたのに、なぜこのルグニカ王国にいるのか」
ロズワール「余計な事を言うよぉ〜だけどぉ?」
ロズワール「キミィ、相当病んでるね?」
エミリア「あのねロズワール、事情は知らないけどカズマはね、愛する家族や仲間に会えなくなっちゃったの。あんまりその…」
桐生「良いんだ。気を使うな」
ロズワール「朝の一件のも聞いたんだ〜よ?キミは夢遊病患者な〜んだってぇ〜?」
桐生「あんた等にとって俺は、夢遊病の患者以前に、他領の間者じゃないのか?」
ロズワール「……まあ正直、疑いがなぁ〜いかと言われたウソになるねぇ〜」
桐生「なら出て行ってやる。それで身の潔白を証明する」
レム「……」
レム(そんな事で…)
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