安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十五】
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183: ◆WavyZHXNoU[saga]
2017/01/18(水) 15:00:23.70 ID:jgAFvVByO

 〜トリック&トリック!其の四〜

タカシ「続きましては、かーくんに仕掛けてみちゃったよ!」

佑香「顔だけ二枚目な三枚目アイドルの勇姿を、がおー」


快斗「ただひたすら落とし穴にハマりまくる企画って……どうなんだ…? 何で俺、こんな仕事してるんだろう…?」

スタッフ「スタートラインから100メートル、落とし穴が5つあるので、全部に落ちてゴールまで走ってください」

快斗「はーい」

スタッフ「ではカメラ回りまーす。……回りましたー。では3カウントするので、お願いしまーす」

快斗「はーい」

スタッフ「3、2、1」

快斗「ふっ…!」ダッ


快斗(落とし穴か、派手に引っかかって笑いを取らないと…!)タタタッ ←使命感

快斗「…!」タタタッ

快斗「……っ!?」ドシンドシン ←足音荒くした

快斗(落とし穴……ほんとにあるのか? 全然、落ちない…!?)ダッダッダッダッ ←100メートル走破した


快斗「…………あれ? ちょっと…落とし穴って…?」

スタッフ「す、すみません! 今、確認しますので!」

快斗「お願いしま――」

スタッフ「うわあっ!?」ズボォッ

快斗「なぁっ!?」

別スタッフ「大丈夫か――うおおおっ!?」ズボォッ

快斗「にぃぃっ!!?」

カメラマン「おいおい、それはな――うがあっ!?」ズボォッ

番組D「ちょっとちょっと、これ作ったの誰――おわあっ!?」ズボォッ

番組P「何しちゃって――」

快斗「そこはっ、そこは俺がせめて落ちたいです! 大丈夫ですかっ!?」タタタッ

快斗「………アレ…? …………ふんっ、とうっ」ピョンピョンッ

快斗「何で俺は落ちないの!?」

タカシ・佑香「「かーぁーくんっ!!」」

快斗「えっ? タカシさん? 佑香っ? ――ドッキリ大成功…? はああああっ!? ちょ、ちょっとちょっとぉ〜! おかしいと思ったんですよ、そもそもの企画からして!」タタッ

快斗(こうして2人のところに走り寄っていったところに落とし穴って寸法だな、ここでちゃんと落ちれば…! あれっ…? あれ…?)

タカシ「うわあっ!?」ズボォッ

佑香「がおー」ズボォッ

快斗「ズルいっ!! ズルすぎるっ! 俺にも落とし穴をっ…落とし穴をくださいよっ! 必死に落とし穴に落ちようとした俺の努力を何だとッ!?」

タカシ「よいしょっ…。はい、佑香、手」←落とし穴から這い出てきた

佑香「うむ」パシッ ←タカシに引っ張り上げてもらった

快斗「自分達だけ落とし穴引っかかるなんてズルいじゃないですかっ! 俺にも落とし穴くださいよ、プリーズ、プリーズ、ミー、落とし穴――ふぉ、フォーリング、ホール!」

タカシ「いやぁ〜、落とし穴にがんばってはまろうとするかーくんの画、最高に滑稽で面白かったよ! じゃあね! お疲れさまー!」

佑香「ばいびー」

快斗「いやいやいや! これだけっ!? もうちょっといじったりしてくださいよ! オチ! オチで俺のこと落とすんでしょ? そうでしょっ!?」

タカシ「もー、そんなの用意してなっ――あうっ!?」ズボォッ

快斗「ズルすぎるでしょう、それっ!! 俺にも落とし穴をぉー!!」


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