楓「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝後編】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2017/02/27(月) 20:21:07.73 ID:zYet9Dkf0
楓「……まあ。私も、後から知ってびっくりしました。ここは、普通346のアイドルがデビューライブを行う場所よりずっと小さいって」
楓「実はここでのお仕事、プロデューサーさんは『あえて』ここを選んだみたいなんです」
楓「かつては『隻眼の王』なんて呼ばれて、誰もが恐れる私を捕まえて……あえて」
『―――あなたは誰ですか? 私の暇つぶし相手ですか?』
『? そうですよ? 少しの力で死んでしまうひと達が、暇つぶし以外の何かになるんですか?』
『だって、つまらない人ばかりですから』
『決まったポーズしか求めないカメラマンさん、睨むか物陰で悪口ばかりの同僚さん』
『大声を上げて、勝てもしないのに私に襲い掛かって来るだけの"喰種"や捜査官』
『悲鳴を上げるだけの、さらに弱い"喰種"や人間』
『そんな人たちしかいないのに』
『??? どうして? どうして、貴方には勝てないんでしょうか』
『……私は、死ぬのでしょうか』
『ああ、そうですか』
『……えっ?』
『……アイドル?』
楓「……」
楓「……でも、この会場はすてきなところです」
楓「だって、ほら」
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