楓「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝後編】
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169: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/06/07(水) 21:21:28.62 ID:RVpcWtQd0

〜現在・白坂小梅〜


―――皆には、知っておいてほしいんだけど……

346プロダクションは…とっても大きな会社で、

その分、会社が長く続く方法も、しっかり考えられてて……

たくさん持ってる「コネ」や、お金をたくさんつかって。

たくさんの人間、あと、ちょっとの喰種の犠牲を払いながら。

絶対に倒れないように成長していったんだ…。

「ある目的」のために、ね……。


だから、346プロダクションは……

人間や喰種が、ちょっと反抗しようとしても、どうにもできない会社……。

想像できないくらい、強い喰種……まさに、「化け物」でも現れない限り、ね。


そう、だよ。

これは、何十年…何百年も、倒れなかった会社が、

ある一人の「化け物」に壊されちゃうお話。


そして、会社を壊した「化け物」は……

じつは全部、友達や大切な人のために、自分の力を使っただけなんだけど……

"喰種"になり切れてないから、"喰種"の立場や気持ちが全部は分からなくて。

人間にもなり切れてないから、人間の恐怖も分かってなくて。


だから、助けようとした人は不幸になって。

救おうとした人は死んじゃって。


不幸に巻き込んじゃった人を救おうとしても、余計なことしかできなくて。

だから、どんどん失って。


最後の最後には、『生まれてきたことが間違いだったんだ』って。

『生まれた瞬間に死んでいればよかったんだ』って泣き崩れるくらい、


血でがんじがらめの坂道を、小さな体が傷つきながら転がり落ちていく化け物……


……これは、ある"隻眼の喰種"の、小さな女の子の……



魔法が解けちゃうお話。



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