楓「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝後編】
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151: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/06/03(土) 11:10:45.75 ID:UNFmkHOJ0

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そこから、ナナに何ができたでしょうか。

ナナは弱っちくて、赫子も出せなくて。

だから、走って逃げることしかできなくて。


逃げながら、電話を取り出したけど、プロデューサーにはつながらなくて。

焦って震えた手は、じゃあ、どうしようかって、電話帳をかき分けて。

みくちゃんの番号を見つけて、電話をかけようとしたところで……直前で踏みとどまりました。

思い出したんです。



『喰種に対するあらゆる権利は『人間側に正体を露見させていない』事を最低条件として定められています』

『アイドル、そして私のような職員を問わず、この規定に違反した者への処分は……』

『当人と346プロダクションの間に交わされていた契約の、一切の破棄』

『……即ち、『346プロからの追放』となります』



ナナがアイドルを始める前に、繰り返し言われたこと。


ナナは、とっくに見捨てられてたんだってこと。



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