楓「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝後編】
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140: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/06/01(木) 18:02:42.71 ID:xM2QAswW0

片手でもぐもぐと「ご飯」を食べながら、もう片方の手でお着替え、あと忘れ物のチェック。

左手だけで食べられるようカットするのは、結構時間とコツがかかります。

でも年々寝起きが辛くなりますし、かと言って遅刻なんて絶対できませんし。

こういうところで時間を短縮できれば、それだけ余裕ができますからね。


…うーん。やっぱりご飯は346プロの支給に頼った方がいいんでしょうか?

でも、ナナが頼っちゃえば、その分困ってる子達に行き渡らなくなるかもしれないし……


…うん。まだ自殺死体を見つけることはできるし、もうしばらく頑張ろ。



よし。準備はオッケー!

ちゃんと口も拭いてっと。



「あら? ナナちゃん今日も早いのね」

菜々「はい! 今日はアニメイベントのお仕事があるんです!」

「あらそう! すごいわねえナナちゃん! ついこの間までは苦労してたのに、おばちゃん嬉しいわ〜」

菜々「まだ先は長いですけどねアハハ……それに鈴木さんが応援してくれるおかげですよっ!」

「そーお? うふふっ、帰ったら楽しみにしててね? こないだすっごく大きなお魚届いたんだから、ナナちゃんにもごちそうしてあげるわ!」

菜々「ウッ……あ、ありがとうございます!!」



さ、さて。

帰ったらどうしようか、考えることが一つ増えましたけど!

準備してるうちに、夢の寂しさもだいぶ無くなったし!


ガスの元栓よし!

ゴミ出し(一部カムフラージュ済)よし!

戸締りよし!



菜々「安部菜々、ウサミン星より職場へと向かいます!」



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