336: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/04(火) 04:44:35.20 ID:fTRUkqRE0
ミラーワールド
シザースを追いかけてミラーワールドへ入った二人が目にした物は
大量のミラーモンスターがシザースの元へ集まって何かをガツガツ食べている姿であった。
よく見るとミラーモンスターが食べているのは先ほどシザースが引きずり込んだ二人の刑事だった。
次々に刑事の死体に食らいついたミラーモンスターは獲物を奪い合う様に引っ張り合い。
全身がバラバラに千切れ、あっという間に食いつくされた。
スノーホワイト「酷い……」
シザース「来ましたか。この子達は私の契約モンスターではありませんが」
シザース「魂喰いをした後の死体を捨ててる内に懐いてしまいましてね。私の事を飼育員とでも思ってるんでしょうかね」
シザース「まぁ私としても、死体のリサイクルになり、戦力も増えて一石二鳥ですけどね」
ラ・ピュセル「ふざけるな!!あんたみたいな奴は私は絶対許さない!!」
シザース「ならば力を示す事ですね。力無き正義は無力ですよ」
シザース「さぁミラーモンスターの皆さん、ご馳走ですよ。彼女達を喰らいなさい!!」
シザース「ここは彼らに任せて私は退散しましょう」
ラ・ピュセル「シザースを逃がす訳には行かない!スノーホワイトは先に向かうんだ!」
スノーホワイト「でもラ・ピュセルが……」
ラ・ピュセル「大丈夫、私の魔法は多数の敵を倒すのに向いているから」
スノーホワイト「……気を付けてね!」
ラ・ピュセル「こいつらを片付けたらすぐに追いかけるさ」
シザースを追いかけるスノーホワイトに襲い掛かろうとするミラーモンスター達が風の斬撃によって斬り裂かれた。
ラ・ピュセルの剣の魔法とファムの風魔法は相性が良く、組み合わせた攻撃は強力な切れ味を誇っていた。
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