249: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/06/04(日) 16:32:19.05 ID:HFSz1lMJ0
ケイネスのアパート
ケイネス「ふう……ただいま」
ケイネス(ワイズマンめ、手こずらせおって……)
ケイネス(早く任務を終えてソラウに会いたい……)
ケイネス「コヨミ、体調はどうだ?……コヨミ?」
コヨミ「…………」
ケイネス「まずい、意識が無い。しっかりしろ!今魔力を」
ケイネス「先ほどの戦闘のせいで魔力は殆ど残っていなかった。ならばこの宝石の魔力を使おう」
ケイネス「……おかしい、これで並みの魔法少女一人分の魔力は流れ込んだ筈、何故目覚めない!?」
ケイネスの必死の応急処置の甲斐も無くコヨミの意識は戻らない。
その時、ケイネスの背後からテレポートが起こり、白い魔法使いが出現した。
白い魔法使い「心配になって戻ってきたが正解だったか……」
ケイネス「白い魔法使い!!コヨミを何とかしてくれ!!」
白い魔法使い「コヨミは今から私の研究施設へ連れて行く」
白い魔法使い「そこならば適切な治療を行うことが出来る」
ケイネス「問題無いのだろうな?」
白い魔法使い「ファントムへの知識を持たない医者に連れて行くよりは遥かに安全だ」
ケイネス「そうか。頼んだぞ」
白い魔法使い「任せろ。コヨミは何としても助け出す。絶対にな」
その言葉は鬼気迫る程に信念が籠っていた。
それを聞いたケイネスは安心してコヨミを預けることにした。
ファズ(人形をそんな大事そうに扱うとは、まるでおっさん共がおままごとをしているようで滑稽だぽん)
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