230: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/29(月) 11:33:58.42 ID:hfcAtCu90
ファントムのアジト前
白い魔法使い「ここだ」
ケイネス(私が先陣を切って内部へ侵入し、月霊髄液でワイズマンの居場所を見つけ出し始末するとしよう)
ケイネス「まずは私が」
メアリ「面倒だねぇ。あたしが行ってさっさとぶち殺してやろうか」
ケイネス「なっ!?」
シスターナナ「そんな危険です!それでしたら私達が先に行って中の様子を探ってきます」
スノーホワイト「待ってくださいシスターナナさん。探知なら私の魔法が役に立ちます」
アリス「私は攻撃を受けても平気です」
ラ・ピュセル「だから、ここは私達に……」
ルーラ「待ちなさい。複数での行動なら我らルーラチームこそが優れているわ」
ルーラ「貴女達は後方で私達の戦いぶりを参考にしながら付いてくるといいわ」
スイムスイム「ルーラの言う通り」
ケイネス「お前ら……悪の幹部みたいな手柄の取り合いをするんじゃない」
ケイネス「お前達の監督役である私こそが先んじて行くのがふさわ」
白い魔法使い「私が先に行く」
ケイネス「何ィ!?」
白い魔法使い「ファントムとの戦いは私が一番慣れている。爆発音の後に皆も続いてくれ」
スノーホワイト「分かりました。気をつけてください」
ケイネス(白い魔法使い……まさかワイズマン討伐の手柄を横取りするつもりか!?)
ケイネス(出世欲の無さそうな立ち振る舞いをしている割りに侮れん奴だ……)
白い魔法使いがアジト奥深くへと侵入してから数分後
彼の放たれた魔法による爆発音が外まで響き渡った。
ケイネス「よし、お前達行くぞ」
スノーホワイト「はい!」
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