220: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/25(木) 05:54:52.11 ID:JoMQdIZI0
地面に降りた二人はソラの遺体を確認した。
黒焦げとなりピクリとも動かなくなっている。
トップスピード「終わったか……」
リップル「……これで、誰かがあいつに殺されることはもう無くなった」
トップスピード「行こうぜ。すっげーボロボロだぜお前」
リップル「お互いさまでしょ」
トップスピード「にひひ、そうだな」
リップル「ぐっ……あがっ……」
全身が炭化してもなお、起き上がったソラがリップルの首を締め上げる。
予想だにしていない状況にリップルもトップスピードも対応が遅れる。
ソラ「リップル、だけでも……死んで、もらうよ……ひゃはっ……はははははは……」
ザシュっと音が鳴りソラが崩れ落ちた。
背後には月霊髄液を操作したケイネスが呆れ顔をしながら立っていた。
ケイネス「全く、緊急連絡にも反応が無いから私、自らが様子を見に来てみればこうなっているとは……」
ケイネス「私の助力があれば、ここまで追い込まれる事は無かっただろうに」
リップル「…………」
トップスピード「おいしっかりしろ!!リップル、リップルーー!!」
ケイネス「……こいつら聞いとらんな」
塵となって消滅するソラを見て安心したリップルは蓄積した疲労により意識を手放す。
再び目が覚めた時には病室の中にいた。
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