156: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/04/22(土) 17:36:22.53 ID:E/mfk0FW0
ラ・ピュセル「がはっ……」
スノーホワイト「ラ・ピュセルッ!!血が……」
フェニックス「ハッハッハ!不甲斐ねえな。騎士様よぉ」
スノーホワイト「よくもラ・ピュセルを!」
プリズン「下がっているんだスノーホワイト、私が戦う」
フェニックス「マントの女か。てめえは俺様に一度負けてるのを忘れたのか?」
プリズン「なら見せてあげよう。私達の力を、頼むよナナ」
シスターナナ「はい、気を付けてください」
プリズン「行くぞフェニックス!!」
フェニックス「ぬおっ!?なんだこいつ……前に戦った時とはまるで別人のパワーだぜ」
プリズン「私達を甘く見るなよ」
フェニックス「いいねえ!やっぱ戦いはこうでなくっちゃなァ!」
プリズンの打撃とフェニックスの斬撃がぶつかり合った。
シスターナナの強化魔法によって格段に強くなったプリズンだが
度重なる復活によってフェニックスもまた以前とは比べ物にならない強さを得ていた。
プリズン(強さはほぼ拮抗している……力で捻じ伏せるのは不可能か。それなら)
フェニックス「もらったァ!!」
フェニックスの斬撃を受け止め切れなかったプリズンはバランスを崩し、膝を付いた。
その隙を突くべく、フェニックスは大きく斬り込みに入った。
プリズン(かかったな)
それは相手を誘い込むためのブラフだった。
モーションの大きい振り下ろしを躱したプリズンは素早く背後に回り込み
スリーパーホールドでフェニックスの首を絞めた。
フェニックス「てめえッ!!はなしやが」ゴキ
鈍い音が響いた。
首の骨をへし折られてフェニックスの身体は糸の切れたマリオネットのように倒れた。
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