917: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:59:19.99 ID:kdA8uLchO
『は、は、は』『は、は、は』『は、は、は』
『は、は、は』 『は、は、は』『は、は、は』『は、は、は』 『は、は、は』
『は、は、は』 『は、は、は』『は、は、は』
『は、は、は』
『は、は、は』 『は、は、は』『は、は、は』
笑い声は永井たちの周囲から発せられている。
笑い声はどれも同じ声だった。
佐藤と同じ声が囲むように永井たちに浴びせられている。
佐藤のIBMが通路のあちこちに立っている──フラッド現象。
佐藤「永井君」
背後から呼びかけられた。永井は振り返るだけで精一杯だった。胃が凍りつき、喉がひどく渇いている。
佐藤は通路の真ん中にいた。さっきと同じ“表情”をして、恐怖に固まっている永井に笑いかけている。
佐藤「さあ、もうワンラウンドだ」
佐藤は永井にむかって言った。
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