817: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/03/24(日) 23:28:26.96 ID:6D6vTS+OO
黒服たちはめいめい装備を点検し、ソファやキャビネットを応接室の入り口付近に縦に配置し身を隠す壁代わりにした。
準備が終わり、静かな待機の時間がまた戻ってきた。
真鍋はふと思いつめた表情を浮かべ、隣の平沢に話しかけた。
真鍋「平沢さん、今のうち返しておくよ」
真鍋は拳銃を取り出し、平沢に渡したい。
真鍋「あんたから貰った銃だ」
ベレッタM92F。真鍋が言った通り、平沢が譲渡したもので、平沢がその手でこの拳銃を持ってからかなりの時間が過ぎていた。
平沢はベレッタの銃口を床に下げ、真鍋を見つめた。
真鍋が口を開いた。
968Res/1014.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20