78: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/01/28(土) 23:21:34.41 ID:8ENUCYV1O
めずらしく威圧感を発し、おいかえそうとするプロデューサーを帽子の男はやんわりと制した。帽子の男は背をそらし視界を遮っているプロデューサーの身体をよけた。そして美波をみて、言った。
「私は亜人の市民権獲得をめざす団体の一員です。ここへは亜人の権利を守る活動の一環としてきました」
美波「厚労省のかたではないんですか?」
「ええ。亜人保護委員会という名称の民間団体です」
美波「それで、あの……」
「ああ! 申し遅れました」
帽子の男は一歩前に出て言った。応接室にはいってきたときから変わらず、部屋のなかでただひとりだけ、深刻さとは無縁の穏和な表情をうかべていた。
「私は佐藤と申します」
帽子の男はそのように名乗った。
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