11: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/01/03(火) 00:15:14.46 ID:5kzXp0UHO
美波はドアを開けた。義母は両膝を立てて座り、そこに肘を置いていた。背中を壁につけた姿勢のまま、美波と視線を合わせた。
美波「おかあさん」
美波は義母から目線を逸らさなかった。
美波「ごめんなさい」
律「何について?」
美波「さっき、ひどいことを言ったことについて」
律「他には?」
律の眼の光は鋭いままだった。美波は怯まなかった。
美波「わたしは、やっぱりパパといっしょにいようと思う」
律「そう」
律は尻を上げ、美波のまえに立った。
律「とりあえず晩ごはんにしましょう」
美波「うん。手伝う」
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