まほ「大洗女子学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
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359: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2017/05/02(火) 22:30:57.53 ID:14QbLvyG0
まほ「頭を上げてくれ。私に謝る必要はない」

杏「・・・」

まほ「たしかに、無理強いさせるのは褒められたことではない。いかなる武道も己から進んで取り組んでこそ意義がある」

まほ「だが、おかげでみほは再び戦車道を楽しめるようになれた」

まほ「あの子も小さい頃は、純粋に戦車が好きな子だった。だが中学、高校と進むにつれ、次第にその気持ちは薄れていった。西住の名と黒森峰という枠があの子を窮屈にしていたのだろう」

まほ「去年の決勝戦の出来事・・・あれが『ラクダの背を折った藁の一本』という奴だ。最後のきっかけとなり戦車から降りる決意をした。戦車道に関わることも嫌になったのだろう」

まほ「だが・・・大洗で君達と戦車道をすることで、あの子の戦車に対する意識が変わった。枠に囚われず、純に戦車道を楽しむことが出来るようになった」

まほ「決勝戦・・・黒森峰との試合の後、あの子は笑顔で私に言ったんだ・・・」


 〜みほ「お姉ちゃん、やっと見つけたよ。私の戦車道!」〜


まほ「過去のどの試合に勝った時よりも、試合に負けたあの時が、私にとって一番うれしかった」


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