ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
1- 20
136:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 16:59:56.68 ID:pnmNcLSK0

中庭


朝倉「……あの時は高度な話術で目的を逸らされたわね」フッ

キョン「そこまで高度な話術を使用した覚えはないが」

朝倉「それで……今日は聞いてもいいのかしら?」

キョン「何をだ」

朝倉「決まってるじゃない、あの日の続きよ」

キョン「そんなやましいことをした覚えはない!!!」ドン!!

朝倉「そんなやましいことを言ってるつもりはないわよ!! 何言ってんのよ!!!」ガーン!

キョン「言っておくが、俺は今こう見えて忙しいんだ」

朝倉「どう見ても暇そうに歩いてたけど」

キョン「お前も知っての通り、SOS団は今、文芸部存続のために機関誌を作成している。俺はまだその原稿をあげていないんだ」

朝倉「あら、まだ終わってなかったの? あたしはもう数日前に涼宮さんに提出したけど……」

キョン「ハルヒが俺の作品を認めないのが悪い!!!」

朝倉「キョンくんは……確か恋愛小説だっけ? 例えばどんなの書いたの?」

キョン「スリの技術に惚れる話とか、埃フェチ同士の密室の恋とか……」

朝倉「読まずして没よそんなの!!! どんだけコアな層狙ってんのよ!!!」

キョン「だから俺は悩みに悩んでるんだ。朝倉の知りたいことについて答える暇はない」

朝倉「ふーん……まぁ、ほんとは別にいいんだけど」

朝倉「……キョンくん」

キョン「なんだ」

朝倉「……行き詰ったら相談してくれていいのよ?」

キョン「小説のことか?」

朝倉「それだけじゃないわよ。個人的な悩み事だとか、それこそ、これからのこと……だとか」

朝倉「あたしはそうせず失敗しちゃったから、ただの反面教師なんだけど」

朝倉「ていうかそもそもキョンくんに対しておせっかいな心配だとは思うけど、まぁ一応ね」

キョン「…………」

朝倉「……聞いてる?」

キョン「………………お母さん」ジーン

朝倉「ちょっ、誰がお母さんよ!!! 朝倉さんだから!!」

キョン「かつてない母性を感じた……朝倉、お前の可能性はこれからだ!!!」

朝倉「褒められたの!!?!? 励まされたの!!?!?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
391Res/218.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice