ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
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103:名無しNIPPER[saga]
2017/01/02(月) 20:37:37.09 ID:7r7HtH3f0

「死とは何か」

「なんだ藪から棒に」

「そうでもないだろう。今際の際さ」


仰向けに寝ている女の顔は白く、生気がほとんど失われていた


「君はどう思う? 死とは、生とは何故存在する?」

「よせよ。死だとか生だとか、死にかけのやつが言うもんじゃねぇ」

「だからこそ、じゃないか。死の際ほど、それについて強く考える機会はないよ」


もっともらしいことだが、できれば俺はこの話題を続けたくはなかった


「……さあな。夢を見るような感覚じゃないのか? 永眠って言うからには永い夢をみることが死、なんじゃないのか」

「夢……夢か、それはいいね。死を享受することに楽観的になれる」

「なっていいものなのか……?」

「少なくとも、悲観的に捉えるよりかは、心情的に安らかな気持ちで永い夢を見れる気がするよ」



女は一呼吸一呼吸が、最期の呼吸だと言わんばかりに弱弱しくそれを繰り返す



「ところで、xxx」

「あーその前に一ついいか? 俺がxxxと呼ばれるのは確定なのか?」


xxx。それは最近になって女が俺につけたあだ名だ。由来についてはまたの機会にでも語るとしよう




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