京太郎「俺たちの……」マホ「可能性……?」
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62: ◆3em28n6/NM[saga]
2016/12/23(金) 19:51:49.20 ID:XqFL71BI0
――――

純「なっ……!」

京太郎「嶺上開花だと……!?」

優希「あれ?京太郎も知らなかったのか?」

純「どういう、ことだ……」

マホ「宮永先輩の真似です!」

京太郎「優希……」

優希「マホは私やのどちゃん、それに咲ちゃんみたいな憧れの人の打ち方を再現出来るんだじぇ。……まあ、せいぜい一日に一局って所だけどな」

京太郎(んな……そんな事出来るんじゃ……)

京太郎「天才、じゃないか……」

優希「ふっ、私ほどじゃないけどな!」

純「なるほど……面白いな、こいつは」

京太郎(マホちゃん、俺なんかよりよっぽど強いんじゃ……というか)

――そうか、マホちゃんは……まだ、『牌が応えてくれる』って、信じてるんだな……

京太郎(うっ……)

――だからって、人の真似をするのが無駄だった、って訳でもない。

――有るさ、それこそ和にも優希にも無いような物が。

京太郎(めちゃくちゃ恥ずかしい……!一昨日マホちゃんに、お前は何を悟ったように語ってたんだよ!?
あぁくそ、過去の自分を消し去りたい……)

優希「京太郎?ツモ番だじぇ」

京太郎「……認めたくないものだな、若さ故の過ちというのは……」チャッ

優希「?」

京太郎(ったく、俺が言うまでもなく、マホちゃんの人真似は無駄になんかなってない。
――俺がしてきたような猿真似とは全く違う)タン

トン……タン……

京太郎(つまり――また俺一人、取り残されるのか……)ストッ


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