113: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/01/08(日) 22:25:46.33 ID:ZkcsownO0
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東四局
透華 (親)34700
優希 (南)36000
京太郎(西)17700
衣 (北)11600
衣(衣の親を流すか……念のため、リーチをかけずにいたのは正解だったようだな)チラ
京太郎「……」
無表情は変わらないが、やはり昨日とは違うようだ。
衣(感覚で分かる……本気で打っているかどうか。
昨日のこいつは、ただ萎縮していただけでなく……本気で打つ事にためらいを感じている気配があった)
だが今は違う。今の京太郎は、本気で衣と勝負をしに来ている。
衣(しかし、それだけに妙だ……。何故こいつは一度、衣からの勝負の誘いを断った?)
そこで一旦思考を切り、配牌を見る。理牌は無意識の内に済んでいた。
衣(一向聴……親は流されたが、ツキは依然こちらにある。この程度の点差、すぐに覆してやる!)
――――
純(親を流した程度じゃ、衣は止まらない。さあ、次はどうする?京太郎)
京太郎「……」チャッ
九種八牌、六向聴。後ろから見ているだけでうんざりするような配牌だ。
純(ほんと、良くポーカーフェイスでいられるよコイツは……)
京太郎「……」トン
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