京太郎「俺たちの……」マホ「可能性……?」
1- 20
104: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/01/08(日) 22:20:21.21 ID:ZkcsownO0
――――

京太郎(逃げるなよ、か……)

先程あれだけの言葉を浴びせられたにも拘わらず、京太郎は衣と咲の勝負をそばで見ていた。

咲「……」チラッ

衣「……」タン

咲は京太郎が居る事で気が散っているようだが、衣の方は完全無視を決め込んでいる。

京太郎(逃げたと思われても、まあしょうがないな。だけど、びびったわけじゃない)

咲「……」トン

京太郎(ただ、本当に準備が出来ていないと思った。そして、この対局を見届けて、準備を終わらせる)

咲「カン。……ツモ!」

衣「流石だな、咲」

――――

衣「――ロン!」

咲「ああ、負けちゃった……。ありがとうございました」

衣「うん、楽しかったぞ!またやろう!」

京太郎(……よし、準備は整った……)

――――

衣「――では、やろうか」

京太郎「……はい。今、暇そうなのは……優希!それと……龍門渕さん!」

優希「呼んだか?」

透華「……衣と再戦しますの?」

京太郎「はい。入ってくれますか?」

透華「もちろん!」

優希「私も、当然入るじぇ!」

衣「よし、では――」
マホ「先輩!」

席順を決めようとした所に、声がかかる。

優希「? どうした、マホ」

マホ「あ、いえ……優希先輩じゃなくて、須賀先輩……」

京太郎「俺?」

見れば、マホは小さく手招きしていた。

京太郎「……すみません、多分すぐに済むので」

衣に断りを入れ、マホのもとへ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
360Res/314.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice