【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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75: ◆oUKRClYegEez
2017/02/18(土) 12:31:28.98 ID:1/d0bfd50
理亜「どうしたのですか?」

悠佳「そ、それは……」

詩緒「……あ、このフライングスーツ、悠斗さんのと……」

 詩緒が、かすかにつぶやいた。

洸輝「……悠斗?」

詩緒「……悠佳。どうするの?」

 詩緒は、俺を無視して悠佳に聞いた。

 ……始めて教室で話した時も、こんな話し方だった気がする。

 悠佳に、アルビノのことを話された時。

悠佳「……ごめん、今は……ちょっと、無理……」

詩緒「そういうことだから。先輩も、洸輝も、詮索はなしね」

美亜「わかったよ。まあ、誰にでも心に入られたくない部分はあるからね」

理亜「……そうですね」

 理亜先輩が美亜先輩を見ながら話したのが、少し気になったけれど。

洸輝「……なあ、悠佳」

悠佳「な、に?」

洸輝「いつか、話してくれ。それを、約束してほしいんだ」

詩緒「ちょっと、おま――」

洸輝「あんまり一人で、抱え込むなよ。そうしてくれないと、俺のフライングスーツ、ちょっと着にくくなる」

 冗談めかして、軽く笑いながら悠佳に持ちかけてみた。

 詩緒はあっけにとられていた。

詩緒「……どういう、意味?」

洸輝「そのままだよ。悠佳が俺のフライングスーツを見るたびに嫌な思いをするのならその理由を知りたい。俺は、フライングスーツにこだわりなんてないからな」


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