【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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68: ◆oUKRClYegEez
2017/02/11(土) 20:30:49.26 ID:v+y7baiA0
 そして、試練を明日に控えた金曜日。

 部活終わりに部長が

美亜「洸輝クン。明日は海なんだけど」

洸輝「はい」

理亜「荷物一式をマネージャーに託して、私達は海までランニングです」

洸輝「……マジですか」

詩緒「……マジよ。土曜日は最初から搾り取られるわ」

 校内1周より短くはあるのだけど、それでも長い。

美亜「ま、まあ、先に車で行ってるマネージャーたちがドリンクもって待機してるし、みんな着いてから30分くらいは自主練というか、休憩タイムになるから」

理亜「詩緒さんはいつも自主練習ですね。……だからきついのでは?」

詩緒「……でも、練習しないと勝てないし……」

 中学での二位の結果が、辛かったのだろうか。

 当然か。

美亜「で、だ。明日の試験というか、なんというかなんだけど」

理亜「入部テスト……ではないですね。……なんでしょうか」

洸輝「聞かれても」

 俺は勝手に試練って呼んでいるけれど、先輩方はそんな言い方しないと思うし。

美亜「まあ、それ。は、自主練の三十分を少し借りてしようと思うんだ」

理亜「終わってからだと慌ただしいですし、あなたも練習、早く参加したいでしょう?」

洸輝「はい!」

美亜「んじゃ決定ね!」

詩緒「ドリンク休憩なしで飛ぶのかー。大変だね洸輝」

洸輝「……えっ、マジで?」

詩緒「冗談よ」


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