【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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60: ◆oUKRClYegEez
2017/02/11(土) 20:23:37.41 ID:v+y7baiA0
 部活を終え、寮に帰る。

詩緒「や、颯汰速いねー。私と同じくらいじゃん」

 颯汰はすぐに上の練習に混じっていた。

 帰る道すがら詩緒が颯汰の感想を言った。

颯汰「そんなことないよ。僕のグラシュがスピーダーなのに対して、詩緒ちゃんのグラシュはレーヴァテイン。ガツガツのファイターじゃないか」

 この短い時間にグラシュの名前と特性を覚えたのか。

 俺は颯汰の要領の良さに舌を巻いた。

 グラシュには、スピーダーやファイターといったタイプの他に、モデルが存在する。

 グラシュを出している会社も複数あって、その会社ごとにモデルというか、ブランドがある。

 他のスポーツでもあるが、会社によって道具の細かい部分が違ったりする。

 レーヴァテインはモデル名で、主にファイター用のグラシュだ。

 俺は日向昌也と同じ飛燕シリーズ。オールラウンダーのグラシュだ。

 ただ、日向昌也が緑系統の色なのに対し、俺は青系統だ。

詩緒「FCやってなかったのなら、普通はスピードなんて追い求めないもの。それに私、中学の時から部活やってたし。颯汰は今でも十分速いし、飲み込みも速いからレギュラー脅かされそうで怖いわ」

颯汰「そう? 詩緒さん買い被りすぎじゃないかなぁ」

詩緒「少しはチームメイト信用しなさいな」

颯汰「ありがと」


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