【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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54: ◆oUKRClYegEez
2017/02/04(土) 19:09:42.37 ID:OIc1yYja0
 水曜日。

 颯汰に言った通り、今日は中練習の日だ。

もう始まっている通常授業が終わった後、すぐに教室を飛び出し体育館へ。

 入学式のあった初日とは違い、グラシュなどのFCセットはもう教室にもってきていた。

 だだっ広い校内を、寮と体育館を往復するなんて……。それならば、多少かさばったり重かったりしても部活用品を寮から教室まで運んだ方が楽だ。

詩緒「……あんたそれ全部持って行ってんの?」

洸輝「うん? ああ、そうだけど?」

悠佳「今はまだいいかもしれないけど、これから暑くなってくると逆に往復した方がいいかなーって」

洸輝「どうして」

詩緒「汗が張り付くと練習着着にくいのよ。一回シャワーあびてさっぱりしてから着たりするのよ。まあ、女子だけかもしれないけど」

洸輝「……そういうものなのか」

悠佳「間を走ると、いい感じにウォームアップや持久力向上につながるし、いいこともあるんだよ? 私達はゆっくりおしゃべりしながらだから走ったりはしないけど」

詩緒「一度戻りはするわ」

洸輝「なるほどなあ。俺も明日からそうしてみようか」

詩緒「明日は外だけどね」


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