【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
1- 20
143: ◆oUKRClYegEez
2017/07/17(月) 21:52:21.92 ID:RjTDmZpV0
莉佳「ちょっとバランサーオフで飛んでみない?」

 練習も終わりの時間が近づいてきたころ。

 一ノ瀬選手がそんなことを言い出した。

小梢「さすがに無理……」

美亜「莉佳ちゃんが言うならやってみよーかな? おーい楓ー、ちょっと端末持ってきてー。部員ども集まれー! 莉佳ちゃん直々の指導だぞー」

 マネージャーの楓先輩がグラシュの設定を変えるための端末をもって美亜先輩のところに走る。

 俺も美亜先輩の「集合」に反応して体育館の床に降りる。

 特に何もしていない休憩中だけど、両足を広げてバランスを保ちつつ、水分を取って休憩していた。

 可能な限り浮いて、空中に慣れるためだ。一ノ瀬選手に言われたわけではなく、悠佳や他のマネージャーの先輩たち協力のもと、先生の発案でそうしている。

 最初は慣れなかった「浮く」という感覚も、飲み物を飲むや、休憩するというリラックス状態を作り出す時間に続けることで、普段の練習にも以前よりは慣れが出てきた。

小梢「お、やるかい洸輝」

洸輝「チャレンジすることは悪いことではありませんし。それに、俺の夢は日向選手の隣に立つことですから」

莉佳「日向さんの?」

 俺と小梢先輩が話していると、一ノ瀬選手が会話に加わった。明るい口調。けっこう気さくな方みたいだな。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
228Res/187.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice