112:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:45:01.89 ID:HAaSfm1U0
僕が見た先には見慣れたオレンジ色の髪
僕があげたであろう、髪留めをした綺麗な女の子、それは女の子と言うには余りにも綺麗で、大人びていて、けれど直ぐに壊れてしまいそうな脆さも兼ね備えている。
僕はその子に会えたのが嬉しくて、躊躇うことなく声をかけた、その子は誰かと話していたけど、気にしない。
オレンジ色の女の子は少し驚いて、また昔のように僕を嘲り、笑った。
それが、懐かしくて、嬉しくて、思わず笑ったら、彼女も笑って、それを見たらまた嬉しくなって...
彼女が何か言いたげだったけど、多分言おうとしてる事は分かったから、僕は彼女の言葉を遮るようにして
今度こそは、今回こそは僕が言うって決めてた言葉を彼女に行ったんだ
「Wirst du mich lieben?」
少し間を置いて、彼女が泣きだすから、心配して近づくと、今度は笑って
「Ja」
って彼女が言うから僕は彼女に抱きついた
「キスしよ」
って彼女が言うから僕は彼女にキスをした
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