605:名無しNIPPER[saga]
2017/02/22(水) 20:27:23.63 ID:9td5Sy6UO
勇者「(駄目だ、体に力が入らない)」
勇者「(あの人は僕を迎えに来たとか言ってたけど、救世主を欲してるだけだ)」
勇者「(あの人達に見つかる前に何とかしないと。父さんの剣は……ッ、探さなきゃ……)」
…ズリッ…ズリッ…ズリッ……
勇者「…ハァッ…ハァッ…何処だ、何処にある……」
勇者「(あの剣さえあれば、こんな争いは終わりに出来る。僕は、僕のままーー)」ズギッ
聖女『ほんの少し、僅かな間かもしれないけれど、あなたを必ず救ってくれる』
勇者「(もう駄目なのか。嫌だ、そんな終わりは絶対に嫌だ。僕は、勇者なんだ……?)」
『勇者様だ!見つけたぞ!こっちだ!!』
『凄まじい…何と傷ましい。おい、直ちに治癒班を寄越せ!大至急だ!!』
『勇者様!しっかりして下さい!!我々が来たからにはもう安心です!!』
勇者「(この人達が見てるのは僕じゃない、君達が求めてるのは…ッ!?)」
勇者「(ぐッ!想いが流れ込んでくる…頭が割れそうだ…苦しい…痛い…僕は…僕はーーー)」
674Res/446.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20