473:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 22:39:27.68 ID:1U4qo7RyO
魔導師「…………」
魔女「だから、そうやって偉そうにしてるくらいが私には丁度いいんです」ウン
魔導師「フフッ、生意気な弟子だ。しかし、私の娘か。私の娘にしては優秀すぎるな」
魔女「魔導師の娘なんだから優秀で当たり前ですよ。まあ、まだまだ半人前ですけどね……」
魔導師「(成長したのだな……)」
魔導師「(心を支配していた憎しみは消え、純粋な魔術師の顔になった)」
魔導師「(人だけでなく、生けるもの全てを癒す魔術師か)」
魔導師「(そんなものは、理想夢想だと思っていたんだがな……)」
魔女「先生?」
魔導師「……弟子であり愛しき娘よ、この夜を明けるぞ。覚悟はよいな」
魔女「は、はいっ、覚悟は出来ています。私は友との約束を果たして、皆で夜明けを見たい……」
魔女「……行きましょう、師であり優しき母よ。私と共に、この夜を明けましょう」
674Res/446.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20